1970年の大阪万博がきっかけで話題・流行したモノ・食べ物

1970年の大阪万博がきっかけで話題や流行になったモノ・食べ物

2025年に再び大阪での万博開催が決定したことで、1970年に開催された大阪万博が再び注目を集めています。大阪万博がきっかけで話題になったものや流行した食べ物が数多くあります。本記事では1970年の大阪万博で話題・流行になったものや食べ物の中から、現在も馴染みのあるものをピックアップして紹介していきます。

世界万国博覧会とは?

「世界万国博覧会」とは、参加した各国の産業・技術革新の成果・物品を様々な形式で展示する、科学・技術・文化の祭典となります。
フランス革命時代にパリで開催された国内博覧会が始まりだと言われていて、徐々に規模が大きくなり現在のような世界規模となりました。
2000年以降は、5年に1回の開催となり、2000年ドイツ・2005年日本(愛知)・2010年中国(上海)・2015年イタリア(ミラノ)・2020年アラブ首長国連邦(ドバイ)、そして2025年日本(大阪)での開催が決定しています。

1970年の大阪万博はどんな感じだった?

1970年大阪府吹田市で約半年間に渡って開催されたのが「大阪万博」です。
参加国・地域は77カ国、当時最高の「6400万人」が来場し、世界で初めて万国博で黒字化を達成しました。
アジアで初めて開催された万国博としても知られている大阪万博。1970年代は世界的に高度成長期時代だったこともあり、目まぐるしく勢いで経済発展をしていました。各国の新技術の発表が行われる万国博は、未来に対する期待から話題を集めていたようです。

大阪万博がきっかけで話題を集めたもの・流行った食べ物

1970年の大阪万博で話題になったモノ・食べ物

世界各国から多くの人が集まる大阪万博では、様々な新しいものに触れることができました。その代表の1つが「太陽の塔」です。
実は、大阪万博がきっかけで話題を集めたもの、流行った食べ物が数多く生まれました。
下記は、特に話題を集めたものや現在も親しまれている食べ物となります。

インフラ・設備・建築

・現在でも空港などで見かける「歩く歩道」
・東京ドームのようにエアー(空気)が建物を支える「エアードーム」
・公共交通機関の1つ「モノレール」

家電・エレクトロニクス

・万博内を走るバスと自転車「電気自動車・自転車」
・セイコーが大阪万博で世界で初めて設置した「電波時計」
・日本発祥の世界で愛用者がいる「温水洗浄機つきの便座」

食べ物

・大阪万博の開催に合わせて日本出店を果たしたマクドナルドやケンタッキーフライドチキン等の「ファストフード」
・大阪万博がきっかけで爆発的にヒットした「缶コーヒー」
・大阪万博の後に商品名として使用する許可が降りた「ブルガリアヨーグルト」

まとめ

1970年の大阪万博がきっかけで話題を集めたものや流行った食べ物は今でも身近に残っています。
ふとした時に使っているものも実は大阪万博がきっかけで普及したものなのかもしれません。
2025年に開催される大阪万博では、どんな新しい技術や食べ物が登場するのか期待して待ちましょう。